簡単な脇汗の防止策
簡単!脇汗を目立たなくするための防止策
脇汗にお悩みの方にとって、特に夏場はツライものですよね。
いつも汗ジミができていないか気になってしまうし、腕を挙げる動作も避けたくなります。
私だけが脇汗をかいて恥ずかしい……と思ってしまいがちですが、
東京で働く日本人約200人を対象にしたアンケートでは、約80%の人が脇汗で悩んでいることが
分かったのだそうです。
それだけ多くの人達にとって、脇汗は共通の悩みなんですね!
それでは、脇汗を防止するにはどうしたらよいでしょう?
簡単なものから紹介していきます。
まず、よく知られているのが制汗剤でしょう。
ロールオン式やスプレー式など様々な種類が市販されています。
成分を肌に塗ったりスプレーすることで毛細血管が収縮し、汗を吸収する成分が汗の出口をふさぐため、
さらさらした感覚が得られるのです。制汗剤を使用する前は、脇の汗をよく拭ってから使うと、
気持ちよさが持続しますよ。
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次に、脇汗どめのパットやパット付きインナーを使っての対策です。
脇汗どめのパッドは、服の裏にシールで止めるタイプや、
ブラジャーのストラップにつけるタイプなどが市販されています。
シールタイプは簡単に付け替えができますが、
袖からはみ出たり、落ちたりするのを心配する方もいるようです。
最近では、パットがついたキャミソールやインナーがたくさん売られていますので、
それを利用するのも一つの方法ですね。
また、着る服を工夫することで、脇汗を目立たなくする手段もあります。
汗ジミが目立ちやすいグレーやピンク、単色使いは避け、比較的目立ちにくい白や黒のものや、
柄物を選ぶとよいでしょう。
着方も、シャツ一枚だとシミが丸見えになってしまうので、レイヤード(重ね着)にするなど工夫をすることで、
汗ジミが目立ちにくくなります。
「今日のスタイルなら、汗ジミがバレないな」
と思ってしまえば、緊張して汗ジミが増えることも避けられます。
上の3つはいずれも脇汗防止法、対処法ですが、どうしても脇汗を根本的に治すには手術をするしかないようです。
一番代表的なものに、汗の分泌に関係する交感神経を取り除く交感神経遮断手術というものがあります。
交感神経遮断手術では、脇の下を10センチほど切開し、そこから交感神経を切除します。
時間としては10分程度で終わるため、日帰り手術も可能です。
「悩みの元を切ってしまえば楽だなあ~」と思いたくなりますが、傷が完治するまでの不自由さは否めません。
また、この手術には副作用があり、手術をした人に代償性発汗という症状が出る可能性があります。
このようにリスクも伴いますから、よく考えて決める必要がありますね。