タイプ別に見る手汗症の原因
あなたはどのタイプ?手汗症が起こる原因とは
こんにちは、コラム担当の安田です。
手汗症とは何でしょう?
手のひらに汗をたくさんかく症状のことです。
手のひらの多汗症とか、手掌多汗症とも言います。
人が手のひらに汗をかくことは、ごく自然のことなのですが、
かく量が多すぎると、生活面でも精神面でも様々な支障がでます。
ですから、予防をしたり、治療をして、
汗に困ることなく快適に暮らしたいと思うのです。
一言で手汗症と言っても、さまざまなタイプがあります。
タイプが違うと、治し方も変わってきます。
あなたはどのタイプですか?
① 自律神経アンバランス・タイプ
自律神経は体のバランスを整えるために大切な存在です。
活動を司る交感神経と、休む神経と言われる副交感神経があり、
この二つの神経が交互に活動して正常なバランスが生まれます。
しかし、二つの神経の働きがアンバランスだと、
休みたいときにうまく休めないといった支障がおこります。
緊張したくないのに自然に体が緊張してしまうのも、
この自律神経のバランスが悪いためです。
過度な緊張は手汗症を引き起こします。
② 汗を気にしすぎるタイプ
自分の汗が人に見られていると思って、さらに緊張してしまい、
結果、また汗をかいてしまうという悪循環タイプです。
ほんとうは他人の汗なんて、大して気にしないものなのですが、
手汗症の人はつい気にしてしまうのです。
汗を必要以上に気にしない、というのが、このタイプの改善策になります。
③ 内臓疾患が原因のタイプ
ごくまれに内臓に疾患があったり、弱っていたりすると、
多汗の原因になるのだそうです。
今までは大して汗が気にならなかったのに、
急に多汗になった、という方に多いものです。
内臓の病気や糖尿病などが原因で、体の代謝が悪くなり、
多汗が発生するという流れです。
この場合は、多汗だけが出るわけではなく、
体の震えや動悸、急激なやせ、肥満などが一緒におこります。
体の調子が急激に変わった、という方は、
根本的な病因を探ってみることが大切ですね。
④ 更年期タイプ
更年期になると、黄体ホルモン、エストロゲンなどの女性ホルモンが低下し、
ホルモンバランスが崩れます。
同時に、交感神経が活発化し、自律神経のバランスも崩れやすくなります。
そのため、多汗症の症状が出やすくなると言われています。
手に汗を握りやすくなった、とお悩みのご婦人は、
手汗症を疑ってみるとよいでしょう。
このように、いろいろな手汗症のタイプがあります。
お悩みの方は、どのタイプでも関係なくご使用いただける
手汗用の制汗剤、AHC30フォルテを試してみてくださいね。