手のひらの多汗症
手のひらの多汗症
手のひらに汗をかかない人にはその苦痛が分かり難いですが、
手掌多汗症といってとっても困った症状なのです。
日本人の200人に一人は手掌多汗症だそうで、
そのレベルには1から3まであります。
レベル1は、手のひらに汗が光る程度
レベル2は、手のひらに水滴ができる程度
レベル3は、手のひから汗が滴り落ちる程度
また、手のひらに汗をかいている人は足や脇の下からの多汗を
併発している事が多いそうです。
手掌多汗症に気付くのは小学生くらいの早い時期なようで、
字を書こうとしたら紙が濡れて破れてしまったとか、
友達の肩を叩くと友達の服が湿ってしまったなどというものが
気付くきっかけになるようです。
手のひらに汗をかいていることで気持ち悪がられた経験がある人もいるでしょう。
そうすると人と手を繋ぐことが怖くなり、消極的な性格になってしまいかねません。
手のひらの多汗症のせいで彼女や彼氏をつくることを諦めたり。
実際に生活する上でも困ることがよくあります。
汗で紙が濡れるために字が書けない、汗が滴り落ちてパソコンが壊れる、
汗で滑って物を落としてしまうなどの支障があるため、働く場所も制限されてきます。
手の汗はエクリン腺から出る汗なので脇汗や足汗のように臭いを伴いません。
ですが、手に滴り落ちるような汗をかく症状というのは脇や足よりもっと
深刻な悩みだと思います。
” 手に汗握る” という言葉があるくらいですから、
滴れ落ちるほど手のひらに汗をかかなくとも、
湿るほどに汗をかいた経験はみなさんあるのではないでしょうか。
手汗の原因には自律神経が深く関わっています。
自立神経が刺激される、または自律神経のバランスが崩れることが原因です。
通常は、自律神経である交感神経と副交感神経がきちんと相反する働きをします。
つまり、交感神経が活発に活動することで発汗が促されると、
副交感神経が活発に活動して発汗を抑えます。
しかし、手のひらの多汗症の人は、交感神経がより敏感なのです。
そして、手のひらに汗をかかないように自分でコントロールすることは難しいでしょう。
そんな自分で解決することが難しい悩みに、
手汗用の制汗剤AHC30フォルテがお役に立てればと思います。