体臭に効果的なハーブ
あの有名なハーブで体臭が消える!? 簡単メニューとは
人前に出ると「あら、私って匂っているかしら?」と思う時があります。
出かける前にきちんとシャワーを浴びたのに……
服も洗いたての清潔なものを着ているのに……
おかしいな、でも匂っている気がするな、
と気になりだしたら、ますます気になってくるもの。
せっかく人と話していたり、デートで映画を見ているのに、
体臭のことばかりが頭に浮かんで上の空になってしまいます。
運動後でなくても出る体臭、4つの原因とは?
運動後や身体を不潔にしている時以外におこる、
体臭(?)の原因は主に4つのものがあります。
(1)湿った服が体の雑菌と反応しておこる腐敗臭・発酵臭
(2)強い匂いのする食べ物を食べたことでおこる匂い
(3)年齢による加齢臭
(4)ストレスによる活性酸素が原因となる匂い
(1)湿った服が体の雑菌と反応しておこる腐敗臭・発酵臭 は、
まだ乾ききっていない服を着てしまうと、皮膚についている雑菌が、
湿り気と体温をよい温床にして活発に活動してしまいます。
とくに脇の下や襟元など、縫い目が多く厚地の布を使っている部分は乾きが遅いのです。
腐敗や発酵が始まってくると、雑巾のようないやーな匂いや、酸っぱい匂いが発生します。
服は必ず乾燥させてから着るようにしましょう!
(2)強い匂いのする食べ物を食べたことが原因でおこる匂い は、
ニラやにんにくを使った餃子や、焼肉など、匂いの強い食事は消化後も
匂いの成分が体内を循環して、体の中から強い匂いを発します。
また、アルコールも匂いの強い食品で、体内でアルコールが
アセトアルデヒドに分解されると、アセトアルデヒドが血液中に流れて匂いを発します。
食べたものが便として排出されるまで、通常24~72時間かかると言われています。
消化されたからといって匂いがすぐに消えるわけではないので、
大事な約束がある1~2日前は強い匂いの食べ物は避けたほうが無難です。
(3)年齢による加齢臭 は、
中高年になると活性酸素の働きを抑制する力が弱まるため、
過酸化脂質が増えると言われています。
すると皮膚の上にノネナールという物質が増加し、それが加齢臭の原因となります。
加齢臭を消すには、抗酸化作用のある食べ物を食べることがおすすめです。
たとえば、フルーツや緑黄色野菜を多めにとったり、
ビタミンBやEを含む魚類もよいでしょう。
逆に活性酸素の働きを強めるアルコールや油っこい食事は控えてください。
(4)ストレスによる活性酸素が原因となる匂い は、
ストレスも体臭の原因の一つです。
ストレスを感じると大量のアドレナリンや男性ホルモンを分泌して、
大量の汗をかきます。
また、これらのホルモンの働きで、皮脂の分泌も活性化されて、脂っこい汗となります。
脂っこい汗は匂いの元となるほか、皮脂が毛穴や汗腺を塞いでしまいます。
それらがさらに匂いを発生させたり、活性酸素を体内にためこんでしまい、
さらなる悪循環を生んでしまいます。
体臭を自覚すると、さらなるストレスを引き起こしてしまいます。
ストレスが溜まっているなと思ったときには、
適度な運動をして体を活性化させたり、入浴で毛穴を開いてリラックスするとよいのです。
体臭を防ぐハーブ、その簡単な利用法とは!?
体臭を防ぐには、食生活に気をつけたり、適度な運動を心がけることが大切ですが、
身近なハーブでも体臭を軽減させることができます。
そのハーブとは、コリアンダー(香菜)です!!
英語ではコリアンダー、中国語では香菜、タイではパクチーと呼ばれる、
独特な香りがするハーブが体臭予防によいのです。
コリアンダーは活性酸素を抑える働きがあり、体臭、
とくに加齢臭の発生を防ぐ力があります。
匂いの強いハーブが、実は体臭予防にいいなんて、とっても不思議ですね!
コリアンダーは、中華料理やタイ料理によく使われます。
匂いが苦手だからといって、外して食べるのはもったいないですよ!
必ず一緒にいただきましょう。
また、コリアンダーのサラダもおすすめです。
コリアンダーを刻んで、ドレッシングをかけていただきます。
匂いがちょっと……という方は、水菜と半々に混ぜて食べると匂いも軽減されます。
体臭にお困りの方は、ぜひお試し下さい!