洗濯表示マークを正しく理解して
「クリーニング代」を節約しよう
洗濯表示マークを正しく理解して「クリーニング代」を節約しよう
冬は衣服が厚くなります。素材も綿が中心の夏と違い、様々な素材のニットやコートも出番が増えます。「クリーニング代もばかにならない」というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、クリーニング代はセーター1着で500円ほどのお値段。「一度着たらすぐに洗いたい」という方から、「家族が多くて」というご家庭にとっては、頭の痛いことでしょう。
今回は、洗濯表示マークの読み方と、家で洗う方法について調べてみませんか。クリーニング代の節約につながるはずです。
洗濯表示マークの読み方―洗濯機マーク
衣類の内側についているタグには、素材や洗い方など大事な情報が詰まっています。そのひとつが洗濯表示マークです。これをよく読めば、自宅で洗うことができるものを発見できるでしょう。これが一つ目のクリーニング代節約のコツです。
タグに、洗濯機を表す長方形のマークは入っていませんか。これがあれば、洗濯機で洗うことができます。このマークの中に、数字が入っていればその数字が示す温度までの水で洗えます。また、ときに「弱」や「ネット使用」と書かれていることがありますが、その指示に従い、弱水流や洗濯ネットを使用して洗えば大丈夫です。「中性」と書かれていれば、洗剤の種類を調べ、中性洗剤で洗いましょう。
比較的新しい洗濯機ならば、デリケート衣類洗いモードといった機能も備えていますので、設定を変えることで安心して洗えることでしょう。 洗濯機で洗える衣類を発見できれば、クリーニング代の節約に一歩近づけます。
洗濯表示マークの読み方―洗い桶のマーク
タグに洗い桶のマークがはいっていれば、手洗いが可能です。これにもまた、温度を示す数字や「中性」といった洗剤の指定が入っていることもあります。
洗い桶マークは、自宅で洗えはするものの、特別に気を使わなければならないという印。指示通りに洗わなければ、色落ちや縮みを起こしてしまいます。手洗い用の洗剤を使用し、こすり洗いをしないことが重要です。 ウールなど動物の毛でできているものは特に注意を。人の髪と同じくキューティクルがありますので、湿気を与えたときにこすってしまうと傷み、絡まりあうことでフエルト状になることもあります。
洗剤を溶かした液に漬け、やさしく押し洗いすることが基本です。 ウールなどのセーター類が自宅で洗えるようになれば、かなりのクリーニング代節約につながりますね。
仕上げについて―アイロン
タグにアイロンのマークはありませんか。アイロンマークの中に「高」「中」「低」といった文字が書かれているはずです。
「高」は高温(180~210度)で、「中」は中温(140~160度)で、「低」は低温(80~120度)で、を示します。
また、アイロンのマークの下に、波線が入っていれば「当て布をしてください」という意味です。アイロンを直接当ててしまうと、生地が傷んだり、生地の表面の風合いが損なわれたりするときにこの波線が入っています。
アイロンが必要な衣類も、アイロンマークの読み方さえわかっていれば怖くありません。これでまたひとつ、クリーニング代の節約ができそうですね。
仕上げについて―干し方
クリーニング代節約のために自宅で洗えるものを発見し実際に洗濯したとしても、デリケートな衣類は干し方が大切です。ニットであればハンガーにつるしてしまうと肩の辺りが“抜け”てしまいますし、だらんと伸びた仕上がりになってしまうでしょう。これもまた、洗濯表示マークを見れば注意点がわかります。
衣類を干したようなイメージのマークに注目してください。そこにもし「平」と書いてあれば平干ししましょう。平干し用のハンガーを購入すると便利です。平らにならして乾かすことで、伸びを防ぐことができます。
また、マークの下部に斜線が入っていれば、「陰干し」することが必要です。水分を含んだまま日光に当てると生地が傷んでしまうものに、このマークが表示されています。
衣類を購入するときに、洗濯表示マークを確認する
クリーニング代を節約するには、衣類を購入する段階で洗濯表示マークを確認しておくことをおススメします。
着る度に、汗をかく度にクリーニングに出していれば、なかなか節約には至りません。特別な日のお出かけ着でもないかぎり、自宅で洗濯できる衣類を選んで購入すればクリーニング代はぐんと節約できるはずです。
クリーニング代節約は、お買い物の段階から始まっているといってもいいでしょう。
「自宅で洗える」を打ち出している衣料なら間違いなし!
今やスーツでも「自宅で洗える」とPRしている商品もある時代。はじめからそのような衣類を購入しておけば、着る度、汗をかく度に気持ちよくお洗濯ができます。
「これ、どんな風に洗濯すればいいんだろう」と悩まずに済む分、家事もはかどりますね。いつも洗いたてに袖を通せるのです。 気持ちが良い上にクリーニング代の節約にもつながりますから、常に身に付けるベーシックな衣類は「自宅で洗える」ことを確認してから購入するようにしてみてください。
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