誰でもできる!汗をかきにくくするための工夫4選
汗をかきにくくするためにできる簡単な工夫とは?
汗かきで悩んでいる方、たくさんいらっしゃいますよね。
今回はそんな汗かきの直し方をいくつかご紹介したいと思います。
リンパ節を冷やせ!
汗が止まらないとき、吹き出す汗を止めたいときはリンパ節を冷やすのが効果的です。
リンパ節は首のうしろ、左鎖骨下、脇、太もものつけね、ひざ裏などに存在します。
こうした場所に、保冷剤や濡れタオルをあてると、すばやく体を冷やせます。
外出時には、小さめの保冷剤をタオルにくるんでバッグに入れておき、汗を止めたいときに取り出して脇
の下にあてるとよいでしょう。
また、汗をふくのは濡れタオルが効果的です。
濡れタオルで汗をふくと、湿った肌が乾くのに気化熱がうばわれるために、清涼感が得られ、汗が引きま
す。外出先では、ウェットシートを使うとよいでしょう。
首すじや腕の出ている部分をふくだけでも、結構さっぱりします。
外出時には、バッグにウェットシートを1パック入れておくと便利です。
最近では制汗成分の入ったウェットシートなども一般の薬局で購入可能です。
冷房の落とし穴
次に現代人に多い冷房への慣れについてです。
1日の大半を空調の効いた室内で過ごすことが多い現代人の生活。
特に、夏は涼しい室内にいることに慣れてしまうと、少し外に出ただけで、
どっと汗が出るようになってしまいます。
いったん汗が出ると、止めたくなるものですが、大量に汗をかかないようにするには、
暑さに慣れることも大切です。
冷房のついていない環境で一定時間過ごすようにすると汗の出方も収まってきます。
食事の上手な摂り方とは
食べ物について注意する点としては、まず冷たいものを摂りすぎないことです。
暑い夏の日は、よく冷えた飲み物を勢いよくごくごくといきたいものですが、
アイスクリームやかき氷も含め冷たいものは胃を収縮させるので、胃からの吸収が良くありません。
そのため、却って汗をかきやすくなります。
熱中症予防のため水分を摂ることは重要ですが、飲み物はよく冷えたものよりも常温か温かい方が体によ
く吸収され、汗になりにくいのです。
冷えた状態で飲む場合は、いったん口の中で転がすようにしてから飲み込むとよいでしょう。
また、唐がらしなどの香辛料は汗腺を刺激するので、多く摂取すると汗をかきやすくなってしまいます。
また、コーヒーやお茶などに含まれるカフェインも汗腺を刺激します。
摂取する栄養分についても注意が必要です。
食事が肉類、油物、乳製品にかたよっていると体温が上がり気味になり、汗も出やすくなります。
汗かき改善のためには、肉食よりも和食中心にすることをおすすめします。
特に、和食には大豆がよく使われますが、大豆に含まれるイソフラボンは発汗を抑える働きがあります。
まずは、肉類や油物を控えめにして、豆腐や納豆などの大豆製品を食事メニューに加えるようにしてはい
かがでしょう。
カリウムを意識する
カリウムを多く含む夏野菜も体を冷やして汗を抑えるのに効果的です。
きゅうり、ゴーヤ、すいか、冬瓜、なす、トマト、ピーマン、ししとう、ズッキーニ、アボカド、
レタスなどがそれにあたります。
カリウムは水分とともに体の余分な熱を排出し、体を冷やしてくれる働きがあります。
カリウムは水に溶けやすいので、煮る場合はスープなど煮汁ごと食べるようにすると良いでしょう。
生のままサラダにすると手間いらずです。