新陳代謝と汗の関係
新陳代謝と汗の関係
人間は寝ているときもエネルギーを使っています。
それを基礎代謝といいます。
基礎代謝量が高いと、やせる体質になるばかりか、
汗かきの心配も減る話はこちらの記事で説明しました。
「じゃあ、基礎代謝量を早く高めたいよう~~!」
とおっしゃる汗かきさんの声が聞こえてきますよ。
基礎代謝を高めるには、定期的な運動や、体を暖めないことが効果的です。
それから、もう一つ。
食べ物によっても基礎代謝量は変わってくるのです!
それでは、何を食べると基礎代謝が変わるのでしょうか?
■基礎代謝を高める食べ物とは、どのようなものがあるの?
まず、基礎代謝を高める食べ物のポイントをご紹介しましょう。
1)体を温める食べ物がよい
基礎代謝をアップさせるには、体を温める食べ物を食べることが大切です。たとえば、スープや鍋ものなど、熱を通したものが一番手っ取り早いものです。 また、カプサイシンをたっぷり含んだ唐辛子、ビタミンEをふくむかぼちゃやうなぎも有効です。 しかし、唐辛子やにんにくなど刺激が強い食材は、体臭にも繋がってきますので、大量摂取は禁物です。
2)アミノ酸が代謝をうながす
タンパク質の主成分であるアミノ酸は、代謝を促す栄養素です。アミノ酸を摂ることで筋肉が形成され、そこで脂肪が燃焼されます。タンパク質を多く含む食材といえば、ずばり肉! ですが、こちらも体臭の原因となるため、肉ばかり食べるのは避けたほうが無難です。 それよりも、同じくタンパク質を多く含む豆や豆腐、納豆などを食べるとよいでしょう。
3)ビタミンB群が代謝をサポート
糖質の代謝や、タンパク質の形成にはビタミンB群がないと成り立ちません。いくらアミノ酸ばかりを大量に摂取しても、代謝にはつながらないのです。ですから、ビタミンB群を上手に摂取することも大切です。ビタミンB群を多く含む食材は、豚肉、マグロ、カツオ、うなぎ、牛乳、玄米、納豆、豆製品などです。とくに、牛乳や豆製品はタンパク質と一緒にビタミンB群も摂取できるヘルシーな食材でオススメです。
■基礎代謝を高めるメニュー、ベスト3!
それでは汗に悩む方が、基礎代謝を高めるために食べるとよいメニューは何でしょうか?
【第3位】野菜たっぷりクラムチャウダー
ビタミンB群を含むあさりと少量の豚肉、そしてにんじんやグリーンピースなどの緑黄色野菜をたっぷりと牛乳でにこむスープです。体臭につながりやすい刺激的な食材は使わずに、体を温めることができます。
【第2位】スタミナ山かけ納豆ごはん
体臭は嫌だけど、スタミナをつけたい!という方におすすめのメニューです。マグロのお刺身をさいの目状に切り、ご飯の上にトロロと納豆、そして生卵と一緒にかけます。スタミナたっぷりの山芋のパワーと、ビタミンB群をしっかり含んだマグロで、基礎代謝もバッチリです!
【第1位】豆腐の味噌汁
第1位は、意外や意外! とっても簡単なメニューの味噌汁です。豆腐、味噌、醤油と、すべて豆加工品で作られた豆腐の味噌汁は、基礎代謝をあげるための模範生のようなもの。毎朝いただいて、定期的な運動をすることで、皆さんの基礎代謝も確実にアップできますよ!
いかがでしたか?
簡単に作れる基礎代謝アップのメニュー、ぜひお試し下さいね。