良い汗をかくために
良い汗をかくために今こそ始めたい!プールでエクササイズ
暑くなってくると、屋外での運動がツライな~って思いますよね。
たいして運動していないのに、汗がダラダラ……。
日なたにいるときはもちろん、日陰にいるときも、
地面や建物の反射熱で熱中症になりやすいので要注意です。
そんな暑い時にはムリをせずに、室内やプールでエクササイズをしましょう!
今回は夏こそチャレンジしたい、プール・エクササイズをご紹介します。
カロリー消費率は地上ワークアウトの約3倍!
まず、プールでのエクササイズのメリットはいろいろあります。
たとえば、プールでの運動は水圧が加わるため、地上よりも楽に動きやすいこと。
そのため、腰痛に悩まされている人や体力の少ない老人にも適したエクササイズといえます。
また、体表面が水に触れているため、汗をかいてもすぐに流れて、
体表面が低い温度でキープされます。
人間は、体温が低いと体を燃焼させて温かくしようとする働きがあります。
燃焼する際に熱量(カロリー)が使われるため、
プールでの運動では地上よりも多くのカロリーが消費されます。
その割合は約3倍と言われるほど!
暑い日に屋外をノロノロと走るよりも、プールで運動するほうがよっぽど快適、
かつ、体にもよいということなのですね。
ビギナーにもおすすめな、簡単プール・エクササイズ
プールに入るといっても、ガツガツと泳がなければいけないわけではありません。
水の中でストレッチをしたり、ウォーキングをするだけでも十分効果があるものです。
今回は簡単にできるエクササイズをご紹介しましょう。
〈1〉水中スクワット
1)水中で肩幅をあけて立ち、ゆっくり5秒数えながら、つま先立ちをします。
2)ゆっくりとかかとから降りて、息ができる範囲でよいので、
10秒かぞえながら膝を曲げます。
3)10秒かぞえながらゆっくりとつま先立ちをします。
2と3を交互に繰り返しながら、10回以上行います。
★足のむくみがとれて、腹筋がつきます。
〈2〉ダイナミック・ウォーク(前・後)
1)できるだけ大股で、ゆっくりとウォーキングをします。
2)手の位置は楽にしても構いませんし、
強度をあげたい時には手のひらを開いて、前に押し出すようにすると抵抗がかかります。
3)前向き、後ろ向きを50m以上行います。
★足の筋肉はもちろん、背筋・腹筋の強化や、二の腕の引き締めにも効果があります。
〈3〉ニーアップ・ウォーク(前・後)
1)その場駆け足の要領で、水中で交互にモモを上げながら歩きます。
歩幅は大股にならず少しずつ(肩幅程度)で進むようにしましょう。
2)前にすすむことよりも、モモをあげることに集中してください。
3)前向き、後ろ向きを25m以上行います。
★足の筋肉、背筋・腹筋はもちろん、お尻のひきしめ(大殿筋)にもつながります。
プールで快適にエクササイズして、スリムなボディを手に入れましょうね!
コラム担当 : 安田