手掌多汗症の手術体験談
手掌多汗症の手術体験談
こんにちは、コラム担当の安田です。
多汗症を治すには、様々な方法があります。
たとえば、生活スタイルを改善するなどの予防対策、
制汗剤やインナーを着用するなどの対処療法、
手術をして原因を取り除く根本治療などです。
多くの場合は、予防や対処療法でなんとかなるものですが、
症状が重度の場合は手術をして原因を取り除くことが必要な場合もあります。
多汗症の手術は内容によって異なりますが、保険適用可能なものもあります。
保険が適用すれば、高価な手術も5万円程度で抑えることが可能です。
しかし、回復までに時間が必要だったり、
その間に不自由を感じることもあり、リスクも伴います。
ですから、気軽に手術を受ける、という感じでもないのです。
AHCスイスのお客様に、手掌多汗症の手術を経験された方がいらっしゃいます。
ご本人の了解を得て、手術の貴重な体験談を皆様にもご紹介いたしますね。
「手のひらの多汗でずっと悩まされてきて、
5年前に意を決して手掌多汗症の手術をすることにしました。
東京都内のクリニックで、インターネットで調べて、
感じのよさそうなところを選びました。
私はレベル3(盛んに水滴ができ、滴り落ちる程度)と診断されたため、
先生からも手術を勧められました。
ETS手術という内視鏡外科手術で、手術自体も40分程度で終わるものだと
医師からの説明を受けました。
保険が適用するので、日帰り手術で約11万円ほどかかりました。
高額療養費制度も適用したため、
自己負担限度額を超えた分の払い戻しもありました。
生まれて初めての手術なため、当日はちょっと緊張しましたが、
看護師さん達の手慣れた誘導で落ち着いて手術台につくことができました。
ただ、部分麻酔ではなく、全身麻酔であったため、
けっこう大掛かりなんだな、という気持ちもありました。
麻酔で意識は無かったのでどんな手術かわからないのですが、
医師の説明によると、脇の下の皮膚を3ミリほど切って、
内視鏡カメラを胸腔に入れて、背骨の近くにある交感神経の束を切除する手術だったそうです。
目が覚めた時には、まだ麻酔が残っているため、とくに痛みはありませんでした。
しばらくリカバリールームで休んでから、その日のうちに帰宅しました。
手術跡が小さいため、とくにひどい痛みは無く、
順調に傷もふさがり、手の汗も劇的に止まりました。
しかし、多くの人に出ると言われる副作用(代償性発汗)が発症し、
今度は体の汗で悩まされるようになったのです。
再度手術をするのは怖いので、友だちから勧められた
スイスの制汗剤AHCシリーズを使って、体の汗対策をするようになりました。
手掌多汗症の手術などせずに、早いうちからAHCシリーズに出会えていれば……
と、後悔するばかりです。」
以上、お客様の体験談でした。
※ 上記は個人の体験談で、商品の効果には個人差があります。