脇汗が止まる?!ボトックス注射とは
脇汗を止める?!ボトックス注射
イヤな脇汗を止める方法として、ボトックス注射という文字をよく目にしますよね。
ボトックス?
注射??
ほんとうにボトックス注射で脇汗が止まるの???
疑問がいろいろ頭に浮かびます。
今日は、ボトックス注射について、勉強してみましょう。
ボトックスというのは医薬品の名前で、主成分はボツリヌス菌毒素です。
えっ!? ボツリヌス菌って、あの食中毒の原因になるバイ菌?
そうです、そのボツリヌス菌です。
食中毒を引き起こすバイ菌を体内に入れたら危険じゃないの?
と、みなさんは当然、思ってしまうでしょう。
ボトックスは、ボツリヌス菌の毒素から作ったワクチンで、
使う量も微量なので、食中毒を引き起こしたりはしません。
インフルエンザの治療で、インフルエンザワクチンを接種するのと同じ原理ですね。
ワクチンは大量に使わなければ、予防や治療に効果があるのです。
ボツリヌス菌を皮膚に注射すると、筋肉の動きを抑制したり、
筋肉を収縮させたり、発汗を抑える働きがあります。
ほかにも、ニキビの発生を抑えたり、皮膚をすべすべにするなどの効果もあります。
ですから、美容整形の世界ではボツリヌス菌(ボトックス注射)が、
美顔やアンチエイジングの治療に使われているのです。
ボツリヌス菌は発汗を抑える働きがあるので、
多汗症の治療にも使われています。
ボトックス注射は、一部の皮膚科や美容整形外科で受けることができます。
ボトックス注射は、手術のように切開するものでは無いので、
気軽に脇汗対策ができると、多くのクリニックで紹介されています。
施術にかかる時間は約10分くらいで、その日のうちに治療は終わります。
ボトックス注射を1回うつと、個人差はありますが、その効果は約半年くらいもつそうです。
ですから、夏を目前に控えたシーズンになると「これから脇汗が心配だなあ」
とお悩みの方が、よくボトックス注射を受けにいくのだそうです。
注射というと、いやだなあ~という方もいらっしゃるかもしれませんが、
ボトックス注射で使われる注射針は極細のものを使用します。
ただ、一回の治療で50~60カ所をプチッ、プチッと注射するので、
注射が苦手な人はツライかもしれませんね。
ボトックス注射は健康保険適用外のため、治療費がかかってしまうのが難点です。
クリニックによって違いがありますが、だいたい13~15万円位が平均的な価格です。
ちょっと高いなぁと躊躇される方にはAHC20シリーズがおすすめ。