におわない汗をかくには?誰でもできる具体的な方法6をご紹介
におわない汗をかくには?誰でもできる具体的な方法6をご紹介
汗が出ることは自然な事、汗自体は仕方がない事と思ってはいても、ニオイは我慢ができません。におわない汗というものは存在するのでしょうか。
「そういえば、若いころはにおわない汗だったな…」と思われるミドルエイジの方もいらっしゃるでしょう。そうなんです。 におわない汗というのは、あるのです。
では、どうしてもかいてしまう汗をにおわないものにする方法を考えてみましょう。
1.最初に―におわない汗とにおう汗との違いを知っておく
におわない汗をかくようになるためには、まず汗の種類を知っておく必要があります。以前に「わきがの原因とは?」や「わきがに効く薬って?」でも取り上げたように、汗腺には2種類あります。
におう汗はアポクリン汗腺が大きく影響しています。脂肪や尿素、アンモニアを含む汗を出す汗腺で、これらの物質を栄養にして菌が繁殖しやすいのが特徴です。
一方で、エクリン汗腺からにじみ出る汗はそのほとんどが水分です。このエクリン汗腺からの汗こそが、におわない汗であることをきちんと理解しておきましょう。
2.エクリン汗腺を「鍛える」
汗がにおう―こういう方は、オフィスでのデスクワークが中心で、更に趣味は読書といった”インドア派”が多いのが特徴です。
体温を下げるための汗であるエクリン汗腺がうまく機能していないのです。汗腺は、その機能を果たさない場合、働きがどんどん退化してしまいます。
そのことから、いざ汗をかかなくてはならない場面に遭遇した時に、どろっとにおう汗をかいてしまうのです。
一駅手前で降りて歩いてみる、半身浴やサウナでじっくり汗をかくという習慣を身に着けることがとても大切です。
3.快適過ぎない環境を作る
夏は、オフィスでも家でもエアコンを使用しますね。快適、もしくは快適すぎる(寒い)ような場所に常にいることは、汗腺を甘やかすことに繋がります。
確かに汗は不快なものですが、体にとっては必要不可欠な物です。熱中症を防ぐためにも、適度に汗をかくことは大事な事なのです。
近年では節電のためにエアコンの温度を下げ過ぎない場所も多いですが、これはにおわない汗にとってはよいことです。もしも仮に日中いる場所が快適すぎても、ご自宅では多少暑さを感じるくらいに温度設定してみてください。
エアコンは抑え気味に、それを補うために扇風機やサーキュレーターを併用することで冷え過ぎを抑えられます。
におわない汗をかく体になるためにも、節電にも有効な、とてもよい方法です。
4.疲れを溜めない
疲れの溜まった体は、何らかの形でその疲労物質を体外に出そうとすることから、においに繋がってしまいます。主な物は、アンモニアや乳酸。 疲れには、長時間労働からくる仕事疲れもあれば、お酒の飲みすぎといった飲食物からのストレスもあります。
このような疲れ全般を溜めないよう、日々の生活の中でリラックスできる時間を確保しましょう。湯船にゆっくりつかることは、その代表格です。
外国人はバスタブに浸かる習慣がないそうで、日本人が湯船でのんびりしていることに驚くそうです。実際に湯船に浸かってもらうと、「その晩はすぐに眠れた」「朝の目覚めがスッキリで驚いた」と言うのです。さらさらの汗をかく体質になるためにも、質の良い睡眠をとるためにも、ゆっくりとお風呂に入ることは大事な事なのですね。
5.食事に気を付ける
疲労からくるにおいを防ぐためには、食事もとても大切です。発汗を促す食材を避けるのはもちろん、食物繊維や乳酸菌やオリゴ糖を摂取し、腸内から健康を目指しましょう。
アスリートが競技後に摂取するというクエン酸にも注目です。黒酢や梅干しといった食品からも摂取できるので、常備しておくとよいでしょう。
クエン酸は、体内に溜った疲労物質である乳酸を分解してくれます。また、栄養ドリンクに含まれることで知られるタウリンは、イカやタコ、貝類に多く含まれています。
タウリンはアミノ酸の一種でもあることから、新陳代謝を促し、全身のリフレッシュにも役立ってくれるのです。
6.肥満を回避する
肥満体型の方が汗をかきやすいのは知られている事です。「肥満=におう」ではありませんが、肥満を招く食生活は確実ににおう汗を発するものです。
例えば油っこい食事や糖分の多い食事は、皮脂の分泌を増やしてしまいます。アポクリン腺から出る汗が皮脂と混ざる事こそ、においの原因。これを避けるためにも、肥満を招くと思われる高脂肪の食生活を見直してください。
付け加えるならば、皮下脂肪は内臓の熱を逃がしにくいものです。そのため、体は積極的に汗をかこうとします。しかも、皮脂を含んだ汗を、です…。スタイル維持だけでなく、におい対策にもなる食事の見直しは必須条件です。
これらのポイントに気を付けて「におわない汗」をかく体を目指しましょう。
それでもにおいのもととなるアポクリン汗腺が存在する部分からの汗は防ぎたいものです。アポクリン汗腺が一番多くあるのは、わきの下。この場所をこまめにケアすることもとても大事です。
私たちの取り扱う「AHCシリーズ」は使い方もとても簡単。清潔にしたお風呂上りの皮膚に、少量のAHCをコットンで塗るだけです。どうしてもにおいの気になる脇に一度お試しください。
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